がりつうしん

那須野ヶ原を中心とした話題と与太話、ほぼ余談。

2008-01-01から1年間の記事一覧

甲子道路を通ってみる

9/21に開通した甲子トンネルを通ってきた。 甲子道路といえば、台風の影響で?地中に地滑りが起き、整備済みのトンネルと橋を廃止して新たなトンネルを作り直していたことは、新聞記事や「山さ行がねが」の探索記事で知っていた。 今回は西郷側から下郷へ抜…

トマトバジル味の歌舞伎揚的なもの

宮本商店さんの記事を読んで気になっていた「歌舞伎揚 トマトバジル味」を買いに那須広谷地の「瑞夢庵」に寄った。買ってきたのがこれなんだけど袋には「歌舞伎揚」の名称がない。おなじみの定式幕もないし。ネットで調べたら、「歌舞伎揚 瑞夢」というシリ…

あけび

西三島で稲がはざ掛けされている田んぼを見かけた。最近は機械乾燥が一般的になってしまって、かつて見られたはざ掛けの光景が見られなくなってしまった。機械乾燥米よりも、ゆっくり天日干しした「はざ掛け米」のほうが旨みがあっておいしいそうだ。父があ…

会津中街道 湯川渡河点から乙女の滝を歩く

会津中街道の復路。前回は大峠まで来たので、今回は大峠から三斗小屋宿跡の予定であったが、三斗小屋宿から大峠の間の旧道はかなり荒れており、藪に覆われつつあるという。そもそも沢登りをする人々にとってはポピュラーなルートらしく、まったく忘れ去られ…

初体験きのこ

沼っ原から麦飯坂~湯川の往復の行程で採取したきのこ。といっても、なためさんのみつけたきのこを取らせてもらったのだけど。 ヌメリスギタケツバタケ(ナラタケ)カノシタバター炒めでおいしく頂いた。三種とも初めて採ったのだが、特徴的なので自分でも判…

若喜商店@喜多方

蔵の街、喜多方市にある若喜商店。創業は宝暦5年(1755)、醸造業で醤油、味噌を造っていた歴史のある商家。蔵座敷・倉庫・蔵・道具蔵など八棟の蔵が残っている。 正面のモダンな店舗部分は昭和6年に食料品店として増築された部分。内装も天井部分が漆喰で…

ふみくら 須賀川店

久々にふみくらに行った。HPで定休日を確かめたつもりだったが、早く着きすぎて須賀川の街中を2時間ほど散策することになった。小雨混じりの旧宿場町はなかなかオツでした。こんなことなら何かガイドブックを持って行くべきだった・・。

ラーメンショップ椿 泉崎店

須賀川の帰りに、以前から気になっていたラーメンショップ椿へ。場所はR4沿い白河と泉崎の境界近く。女石から5kmくらいかな。 いつ前を通っても繁盛している印象だけど、昼時ということもあって駐車場も店の中も大混雑。敷地が広いのでトラッカーが寄りやす…

塩原八幡宮@中塩原

中塩原八幡町にある塩原八幡宮。現在はR400バイパスの青葉通りが全面開通してアクセスがよくなったが、ちょっと前までは日塩道路側からしか上がれなかったと思う。江戸期以前は、追沢より西側の平地は箒川が氾濫するため古町の本陣付近から斜めに上がってい…

高尾塚@下塩原塩釜

塩釜温泉のホテル明賀屋駐車場に「高尾塚」の碑がある。文化13年(1816)11月に建立されたこの碑は、正面に「高尾塚」、他の3面には江戸の儒学者「山本北山」による撰文が刻まれている。この碑は、塩原出身の二代目高尾太夫の没後150年に、その身を哀れんだ…

万人風呂と遊園橋、遊園道

青葉通り沿いの小太郎ヶ淵入り口前から箒川の渓谷に下りていくつづら折の道がある。専売公社(JT)の塩原寮が途中にあるこの道が「遊園道」だ。 これは90年代の住宅地図に着色したもの。オレンジが青葉通り予定線、黄色が万人風呂に向かう道路として開削…

万人風呂 霞上館跡の2

当時塩原は、華族・皇族らセレブが別荘を構え、文士や芸術家、実業家がこぞって訪れるリゾート地であった。「万人風呂 霞上館」は大正の末にオープンした温泉施設で、箒川流域に点在する塩原七湯からは奥まった山あいにあったという。建物の前には小船を浮か…

万人風呂 霞上館跡の1

以前上げた記事で「辻潤が塩原に来たときのこと」というのがあるのだが、その中で間抜けな勘違いをしていることに気づいた。 辻潤が塩原に来たときのこと - がりつうしん 辻潤が塩原に来たときのこと - がりつうしん ダダイスト辻潤が1935(昭和10)11月に塩…

離れ室城跡@塩原畑下

塩原の里ウォークからの切出しです。三依・横川・塩原を領地としていた塩原氏が衰退し、宇都宮氏の家臣の君島信濃守が塩原に侵入してくる。康歴2年(1380)、畑下の対岸富士山の峰部分に建てられた居城が通称「離れ室」である。 青葉通り弁天大橋からの眺め…

塩原の里ウォーク

塩原温泉ビジターセンター主催の「塩原の里ウォーク」に参加してきた。コースはビジターセンターから青葉通りを通って、源三窟、塩原八幡宮、塩原もの語り館、妙雲寺などを巡るもの。観光コースっぽいが、塩原の街中じっくり散策したことがなかったので、参…

チタケ

今年はチタケが豊作らしくて、あちこちからチタケをいただく。キノコ自体はぼそぼそしていておいしくないのだが、いい出汁が出るので、うどんのつゆに最高なのだ。あと、油とすごく相性がいいので、菜っ葉と炒めたりするとうまい。

「幕末と明治維新」/大木 茂

最近とんとリアル本屋に行ってなかったが、元今泉の「びっくりドンキー宇都宮東口店」に行ったとき、隣の日販帳合、杉山書店で購入。とにかく分厚い。尋常じゃない量の写真・図版!随想舎の苦労が偲ばれる・・。幕末の概論として買ったのだが、さて。なんだ…

各地のタカントーロ@小船渡

湯津上小船渡付近で見かけたタカントーロー。柱は竹。斜めの縄が下側にも付けられている。子どもの頃、タカントーローは霊界の死者と交信するためのアンテナなのだと思っていた。

ゲリラ豪雨

突発的で局地的な大雨を「ゲリラ豪雨」と最近マスが呼んでいるが、これはもうスコールでない?雷が轟き下水溝が飲み込めない雨水が道路の端に濁流となって流れていく。ワイパーのHighでも掻き分けられない雨粒!不謹慎だがワクワクするっ!!「台風クラブ」…

あぶくま洞@滝根町

7月30日、あぶくま洞に行ってきた。 下界から見えた山肌の白い部分は、この巨大な白い崖だった。これは磐城セメント(現住友大阪セメント)四倉工場の石灰石採掘場の跡だという。大正6年(1917)に磐越東線が開通し、仙台平カルスト台地の本格的な石灰石・大…

博多医院@滝根町

7/30、小野町のリカちゃんキャッスルから田村市のあぶくま洞に移動する途中で見かけた謎の洋館です。門柱に「博多醫院」とあります。かなり日差しが傾いていて逆光ではありましたが、立ち寄ってじっくり建物を観察させて頂きました。ネットで調べてみると、…

リカちゃんキャッスル@小野町

小名浜の帰りに「リカちゃんキャッスル」に行った。リカちゃんキャッスルとは、福島県小野町にあるのリカちゃんの製造工程が観られる施設で、リカちゃんの歴史や限定品の展示も行っている。きっと小野町は、リカちゃんを名誉町民にしているに違いない、と調…

牧野小学校の木造校舎@大越町

あぶくま洞から三春を通って、郡山に出る途中で見つけた、大越町の牧野小学校。磐城街道沿いに残る二階建ての木造校舎。 公式サイトによると、昭和29年に建てられた建物で、窓枠をアルミサッシにしたのとトイレを水洗に変更した以外は、建てられたそのままの…

アクアマリンふくしま@小名浜

アクアマリンふくしまに行きました。水族館が好きで、中でもアクアマリンふくしまはお気に入りです。モダンな外観もシビれますが、水槽がすごい!圧巻は「潮目の海」と名付けられたコーナーで、黒潮と親潮がぶつかり合う、まさに福島県沖を表現した水槽です…

冷や汁(ヒヤジル)

うちの夏の定番メニューに「冷や汁」がある。冷や汁っていうと、九州地方の郷土料理で、ぶっかけめしなんだけど、うちのはちょっと違う。うどんにかけるめんつゆなのだ。 作り方:みそと砂糖を水で溶かす。きゅうりの輪切り、すりごま、ごまを入れる。水で薄…

雨上がり

雲照寺の参道の杉並木烏ヶ森南側の桜並木 夕立は、嫌いじゃない。

鷹巣と鹿畑の道標

先日、大田原図書館の書庫で、故大田原晴雄氏の大田原の道標の調査票を発見。「那須文化研究」に掲載された論文の元になったものだ。紙上ではしょられていた部分、特に手書きの所在地図は非常にためになった。俺の調査ページで、見つからずmissing扱いになっ…

カリカリ梅味見

漬け始まって10日目。シソも投入し、らしくなってきている。途中経過の確認ということでちょっと食してみる。ガリガリに近いカリカリっぷり。申し分なし。俺は相当のシゲキックス野郎だが、この酸っぱさは2個で限界だ。血圧アゲアゲだが眠気吹っ飛ぶ。会社に…

パンチ石@上石上

上石上の温泉神社に行ってきた。 場所は石上山正覚院法善寺脇に出てくる石上道沿い。話に聞くパンチ石とはどんなものなのか。すぐみつかった(笑) コンクリで固定してあるし石仏なのだな。道祖神か?なにやらいわれがありそうな石だ。白河の石工が作った灯…

焼酎漬け

頂きものです。蔵に巣を作ったスズメバチを焼酎に漬けたものだそうです。 もう、すごいよ!!という触れ込みだったので期待したのですが、大して・・。気の持ちようでしょうか。甲種?悪酔いしそう・・。