9/21に開通した甲子トンネルを通ってきた。
甲子道路といえば、台風の影響で?地中に地滑りが起き、整備済みのトンネルと橋を廃止して新たなトンネルを作り直していたことは、新聞記事や「山さ行がねが」の探索記事で知っていた。
今回は西郷側から下郷へ抜けたので縞石橋手前の例の廃抗「石楠花トンネル」の入口を拝むことはできなかったが、トンネル内で旧抗の分岐を確認することができた。結局廃抗は埋め戻すことになるのだろうか?
甲子トンネルを抜け下郷側に出ると、緩やかなS字を経て時折藁葺きの残る山里を抜け、立派な下郷町役場脇を通る。そして大川を渡りR121に接続している。甲子トンネルへ通じるR289バイパスは、会津中街道小出通り・田代通りのルートを貫くように通っているが、街道沿いの小松川・張平・杉ノ沢などへのアクセスが格段に良くなったのは確かだ。利便性がよくなり、藁葺きや鉤型など宿場らしい雰囲気はますます失われていくのだろうが。下郷町は杉ノ沢の一里塚附近の整備を進めており、会津西街道と並んで会津中街道も観光の目玉として今後アピールしていくつもりらしい。
そのまま引き返して西郷の「たぬき」でうどんを食べることも考えたが、結局塩原ルートで帰ることにした。昼飯は横川の大辛大根そば。