がりつうしん

那須野ヶ原を中心とした話題と与太話、ほぼ余談。

2006-01-01から1年間の記事一覧

寺子のエドヒガン

終点寺子宿でみたサクラ、超見頃です。樹齢350年。案内板にエドヒガンって書いてあるんだからエドヒガンなんだが、一応花の特徴をチェック。 「花は淡紅色~白色 径は2.5cm~3cm がく筒とがく片には伏毛があり、がく筒は中央部がくびれる 染井吉野と同じ頃に…

初モノタラボ

今日、なためさんとまるみやさんといっしょに大田原宿~寺子宿を歩いた際に道端で採ったタラボ。まだちょっと早くて、ひと握りだけ。

だいぜんのラーメンが好きなんだっ!

「だいぜん西那須野店」に夜食をツマと食べに行った。西那須野店は今回で2回目。場所は南郷屋R400と旧原街道の交差点、かつては会津っぽがあった居抜き物件。駐車場は充分あるものの会津っぽ以降、数件のラーメン屋が敗れ去ったいわくつきの場所だ。駅西側R…

白河宿二番町

白河市の北登町矢場八幡社の道標をついにみつけた。原街道が奥州海道にぶつかる二番町の丁字路にあったという道標だ。「江戸海道」と「那須道」と書いてある立派な道標なんだが、とんでもなく離れた神社の境内のはじっこに移動されていた。その道標があった…

宗祗が帰った理由って

白河市の原中高湯山一の鳥居に行ったあと、北登町矢場八幡社の道標を探そうと街中をフラフラしたが、またわからずじまいだった。と、上のリンクを張るときマピオンの地図を再度見たら白河第二小の西にあるじゃないか!?元あった奥州街道と原街道のぶつかるT字…

今市小林の武平まんじゅう

ひさびさに「武平まんじゅう」をいただいた。今市市小林にある武平まんじゅうの「和田菓子店」は百年以上の歴史があるんだそうだ。またまたぁ、と信じていなかった俺だが、先日読んだ光武敏郎の「天狗党が往く」によると、武田耕雲斎率いる天狗党一千余名に…

阿Qでゴォー!

もういいや、とうぶんいいやと思ったはずなのに、また来てしまった。阿Q大田原店since1969。どのメニューも同じ味だとか、牛丼屋よりも出てくるのが早いとか、食べても食べても量が減らない不思議なラーメンとか、さんざん吹聴しているが、それもこれも阿Qへ…

太夫塚の淡島様

「太夫塚郷土誌」より太夫塚6丁目、ヨークベニマル西那須野店の北西にぽっこりとした山がある、山というか丘か?淡島山(あわしまやま)、標高265.7m。その頂上には小さな祠があり、以前は地域子供会の夏の恒例行事で、淡島山の頂上に肝試しに行ったものだ…

会津領内絵図を見に行く

なためさん・白石さん・まるみやさん・佐藤さんと「会津領内絵図」を見に、福島県立博物館に行ってきた。「会津領内絵図」は正保年間(1644-1648)に会津藩が幕府に献上した南北5.5m、東西4.3mの会津領内の地図。今回のイベントで床に広げられていたのは、そ…

太夫塚の十九夜様

太夫塚の6丁目、ちょうど建設中の400号バイパスのあたりに太夫塚の十九夜様がある。2月19日は十九夜様の縁日で、かつては団子やうどん、赤飯などをふるまって、ここ太夫塚の十九夜様も、多い時には100人以上も近所の女性達が集まり親睦をはかったという。「…

羽鳥湖の氷上を歩く

子供たちを氷に乗せたくて羽鳥湖までやってきた。桧原湖まで行かなくても、こんな近くでワカサギの穴釣りができるとは。でも今回の目的は釣りではなく、あくまで「スケートごっこ」である。駐車場の利用料金は700円とのことだったが、「釣り目的ではなく…

立春に流す

家族で車で買い物に行った帰り際、子供たちが寝に入ってしまったのでちょっと車で流すことにした。上石上から大貫を通り関谷に出る道を通った。この道は今では「大貫街道」などと呼ばれているが、三島通庸が三島から塩原に引いた三方道路の塩原新道(現R400…

笠間日動美術館 は月曜定休だから気をつけろ

笠間日動美術館 に「華麗なる日本の美 富士山展」を見に行くはずだった。ツマがネットで場所を確認していたから大丈夫。と思ったが、行く途中の道にあった看板で「月曜休館」の文字が・・。おい、なに調べてんだよ。 我々は笠間稲荷にお参りに来たのだ。そう…

私を田んぼスケートに連れてって!

子供たちがアニメを見て、スケートに興味を持った。親心としては氷上体験をさせてやりたいのお、と思うわけで。ちょっと前まで、北那須にもスケートリンクがあったのに、続々となくなっている。塩原のリンクは日帰り温泉施設になっちゃったし、大田原の美原…

富士山が見える最北端は?

うちの義母が富士山フリークで、せっつかれて御亭山に連れて行かされたおかげで、富士山をみることができました。御亭山は富士山がみえる最北端とききましたが、どうなんでしょう?と書いたところで、矢板岳友会のなためさんから福島県の「日山」じゃないか…

夕闇の御亭山から富士山を望む

日の入り寸前に黒羽の御亭山(こてやさん・海抜512m)に登った。昔は渡し舟だったという一車線幅の小船渡の橋を渡って、那珂川東側の登り口、北滝から林道「ふるさと林道小手谷論手(こてや ろんで)線」を上がっていく。御亭山は1977年の黒羽・馬頭林野火災の…

辻潤が塩原に来たときのこと

1935(昭和10)11月、辻潤が塩原に来ている。辻潤51歳のときである。 精神病院の入退院を繰り返し、貧窮の生活のなか全国のファンを頼って放浪し、金に困ると虚無僧となり、尺八を持って門付して歩く日々。愛人の松尾としとのどん底の生活。辻と松尾は、塩原…

鷲子山か?光丸山か?

例年初詣は湯津上の光丸山神社に行っているが、今年はふと県境にある鷲子山神社に行ってみることにした。旧美和村と旧馬頭町の境に位置する鷲子山は、神社までの参道が細い山道で、正月は茨城県側が行きで栃木県側が帰りの一方通行だ。茨城側の参道沿いには…

消えた藤荷田村

那須野ヶ原公園の南口近くの分譲地に、六角地蔵と如意輪観世音がある。この場所は旧谷中官有地といわれる場所で、足尾銅山の鉱毒汚染で明治37年11月に集団移住してきた人々が入植した土地だ。如意輪観世音には文久2年10月と刻まれているので、それ以前の建立…