国道沿いに奇跡的に残る なつかしい大衆食堂。開店は昭和44年。
「5万分1 塩原 明40 測図 M43/07/30」にみられる古くから存在する道
三島十字路から西富山の国道4号西那須野バイパスの開通は昭和39年だが、元々は三島碁盤の目の一番端の道路であった。碁盤の目から先は接骨木道(会津道)への間道として2間幅の道があったそうだ。いこい食堂は碁盤の目の東の角になる場所にある。
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現在でもパチンコ屋の向かい辺りに、かつての接骨木道らしき道が側道として残っている。
国道からいこい食堂の建物をみると、現在の国道の路面よりだいぶ低くなっていることに気付くだろう。道路沿いのほとんどの物件は出来ては壊し、整地して道路と同じ高さに盛り土しているが、この場所は以前のまま、元々の地面の高さを維持している、と勝手な解釈をしているのだが。
かつ定食 670円
薄めの衣のカツに刻みキャベツ、キュウリにリンゴ。アサリのみそ汁とドンブリ飯、漬け物。ゆっくりと時が流れる昭和85年の昼定食。うまい。
もう一つのおススメメニュー、もつ煮定も試さねば。
追記 現在は閉店されています。
住宅地図で正式な閉店時期を確認しようと試みたが、この記事以前から店名表記はなくなっていた。住宅地図での営業時期の判断は難しいといわざるをえない。