2025-01-01から1年間の記事一覧
「川は流れる」聖地巡礼その2。今回は第三話 蛍火の夜のロケーションとして想定される黒羽向町の北の端の高岩神社を見にきた。高岩神社の夏越まつりのシーンだ。 誠之介と万屋の昭吉、玉屋の加代ちゃんは竜吉とお満を連れ立って黒羽向町の町並みを奥沢村方…
森 詠さんの新作が出たとのことで今回は「川は流れる」の聖地巡礼である。 森 詠さんといえば栃木県北を舞台にした自伝的小説「オサムの朝(あした)」それに続く「那珂川青春記」「日に新たなり-続・那珂川青春記-」と「少年記 -オサム14歳-」である。…
那須塩原市上黒磯から那須街道のある那須町筒地を結ぶ黒磯那須バイパスが建設中だ。晩翠橋付近の渋滞を緩和するこのバイパスは、那珂川を渡る「つつじ大橋」を含む2キロほどの工事だ。 新道の脇に並行して段丘下の筒地集落に降りる旧道が残っており、道沿い…
栃木県北に馬頭観音の碑が多数残存することは、この地域のかつての農村社会が馬に強く依存していたことを示している。馬は生産活動の中心であり、家族のように大切にされた「労働者」だった。この碑は、馬の健康や活躍を祈り死を弔うためのもので、その存在…
室野井の十方院霊山寺に来た。馬頭観音信仰について調べていて、蓮実長先生の「那須郡誌」の中の十方院の解説に不可解な記述があり、これは現地を観に行かねばということになったのだ。 十方院 室野井山十方院霊山寺と号し、新義真言宗豊山派に属す。創立年…
鴻巣馬頭観音堂は、那須与一の愛馬「鵜黒の駒」の霊を弔うために建立されたという伝承があり、霊験あらたかな馬頭観音として有名だった。 明治31年奉納の門柱。かつてはこの門前に堀があり橋が架かっていたらしい。本堂右奥には釣鐘堂、左手にはお札絵馬売場…