がりつうしん

那須野ヶ原を中心とした話題と与太話、ほぼ余談。

どんど焼きを観てまわる2023

今年のどんど焼きのトリゴヤ観察は1/12に行った。見てきたのは

太夫自治
接骨木地区
金沢地区
狩野地区コミュニティ
大山地区コミュニティ
とようらコミュニティ
戸野内地区

だ。

狩野地区コミュニティと戸野内地区は、施工場所に材料と思われる竹や枝は積んであったが、トリゴヤは未確認。とようらコミュニティはお焚き上げであることを確認した。防犯上トリゴヤは当日作成の地域が多いが、人手の関係もあって事前に組んでおく地域もある。地域の純粋な風習行事を守っているところ、地域を盛り上げるために委員会を組織し行事を復活させたところ、いろいろ事情はあるわけだが、もうトリゴヤの地域の特色とか、そういった見方は出来ない時期になってきた。各自治体の消防署管轄の野焼き・どんど焼きの資料をたどれば、どこの地域で何年ぐらいまでやっていたという変遷はたどれるはずだが、そんなツテはない。今年たまたま大田原市で野焼き・どんど焼きの開催日程資料が公開されたが、消防車の配置などでそういった資料は毎年作られているのだろう。


太夫自治

まずは安定の太夫自治会。例年より小ぶりな印象がある。産土神太夫塚神社のある太夫塚公民館の近くに田んぼ。赤い鳥居とトンボ団子を飾る参道両脇の柵はおなじみ。

トタンのドアが昔田んぼのあちこちにあったポンプ小屋を思い出させる。ここの点火は何度か観ることができたので過去記事をあたってほしい。

太夫どんど焼きといえばこれ。鉄柱を溶接したこのアイテムを見るだけで、ヨダレが出るな。


2016年

焚火にくべる竹燗酒用の受け棒なのです。


2022年




接骨木地区

接骨木地区は地域の伝統的行事としてどんど焼きを続けている。接骨木公民館の脇を入っていくと接骨木温泉神社があるのだが、そのそばの田んぼで毎年どんど焼きが行われている。今年は人手の関係で早めに作ったそうで、その立派なトリゴヤを見に来ることが出来た。

黒滝山をバックにそびえる接骨木地区のトリゴヤ


これだけ大きいのにロープも張らずに自立させているのは施工への自信の表れか。廃材にしてはきれいな木材が立てかけてあって結構火持ちしそう。


がっちり三本の竹の柱を組み、横に2段の支柱をくくりつけた骨組みの上に木板を竹を立てかけてあるみたいだ。外側に藁材は見当たらない。そういえば藁ぶき屋根全盛の頃とか、消防ポンプ車が駐留できなかった頃って、どうやって延焼を防いでたんだろう?もっと民家から離れた河原とかで?

すぐそばに鎮守の接骨木温泉神社の鳥居がみえる。

境内に生駒神社の石碑が!大正十年建立。玉田の生駒神社からの勧請だったりなあ。

 

 

狩野コミュニティ

西那須野クリーンセンター跡。1月12日現在施工されておらず。

豊浦コミュニティ

たまたまネットで告知をみつけて訪問。もともとはここコミュニティセンター近くの豊浦公民館でお焚き上げ形式でどんど焼きをやっていたようだ。こんかいからコミュニティセンター内の公園でお焚き上げをするとのこと。


戸野内地区

田原市の野焼き・どんど焼き情報に載っていた戸野内地区。熊川の小五郎内橋近くに切り枝を集めてある場所を発見。竹材はなかった。橋近くにビニルハウスはあるが、このくらい離れていれば大丈夫か?


大山コミュニティ

小正月前の13日に開催。点火は関係者のみで行うので観覧はできないとの告知あり。去年も点火担当の上級生の子達だけ参加と言っていたな。


昨年始まった黒磯の那珂川河川敷公園は今年は開催されたのだろうか。伊王野の道の駅前のどんど焼きは?情報を集めております。

garitune.hatenablog.jp