なんとか休みがとれて那須岳の開山祭へ。
出かけるとき、あまりにもスッキリと山が見えるのでイヤな予感がしたが、茶臼岳は風が強くて、8時半に動き出すロープウェーも天候回復待ちだったようだ。おかげでゆっくり出発した我々もスタートに間に合った。今年は娘が初登山。ちょっとでも風が吹くと外に出るのを嫌がっていたコイツが山登りだなんて感慨深いなあ。リュックを買ってもらってゴキゲン。
ロープウェーで山頂駅まで上がってくると、風もたいしたことなく最高のコンディションだ。 急斜面の岩場を上がって、なだらかな地点に上がってくると、小砂利が飛ぶほどのものすごい風!那須岳は風の通り道として有名なエリアだ。娘が飛ばされないか心配で、ずっと手を握りしめていた。
10時15分、山頂の那須嶽神社で祈願祭。時折吹く突風で、那須温泉神社の宮司の烏帽子が飛ばされる。おおぬさの紙垂がちぎれて天空を舞う。
去年同様、祈願祭の後の那須修験道昇龍講による祈祷をビデオで撮らせてもらったのだが、帰ってきて観てみたら強風で風切音がひどかった。 とにかくものすごい風なので、お鉢巡りも断念しそのまま下山することに。
ある程度降りて大岩の影で義母が作ってきてくれたおにぎりを食べる。娘はあまりの強風にグズってしまったが、最後まで自分で歩き通した。義母と二人で、すごいね、えらかったね、となだめてほめて、なんとか次に繋げる作戦に。下の子はツマの影響ですっかりゲーマー。お子達には少しでもお外好きになってほしいのだが。