大田原宿寺町の鉤道
なためさんとまるみやさんと俺で、奥州街道の大田原宿~寺子宿を歩いた。出発は午前7時30分。下町薬師堂から金燈篭交差点、寺町、龍頭城へと大田原宿の面影を残す町並みをじっくりと散策した。本陣・副本陣跡は当然跡形もないんだが、21世紀の現在までかすかに残った歴史の面影をすくい取ろうと、あちこち探索しシャッターを切った。それは宿内の鉤型の道筋とかはもちろんだけど、町並みに残る(取り残された)かつての商店や古い建物、蔵なども我々の慈しみの対象である。今記録しておかねば次のチャンスはないかもしれないし。
大田原神社参道前
中田原では、街道筋に残る近代の道標や石仏を観察。市野沢から練貫を通り、鍋掛で昼食。道中は「今昔三道中独案内」のコピーを睨みながらチェックポイントに注意しつつ進み、両氏の草花の解説を聞いたり、道端の山菜を見つけながら歩いた。ゴールの寺子では、満開の樹齢350年のエドヒガンが歓迎してくれた。15時台に到着、帰りはバスで黒磯駅まで行き、電車で帰ってきた。