がりつうしん

那須野ヶ原を中心とした話題と与太話、ほぼ余談。

黒磯初市2020

f:id:gari2:20200119133619j:plain
黒磯初市に行った。例年は駅前の線路沿いの通りであるが、駅前図書館が工事中ということもあってか、駅前大通り沿いの原街道十字路から旧4号線までの区間での開催となった。

f:id:gari2:20200119133634j:plain
寒さもそれほどでもなく日差しも暖かく、お出かけ日和の日曜日。そもそも黒磯は第4土曜日だったはずだが。

f:id:gari2:20200119133649j:plain
午前10時台でこの人出!今年はまさかの大田原花市の中止で期待が高まる黒磯初市会場である。それは俺だけか。

f:id:gari2:20200119133701j:plain
まちなか交流センターくるる 去年の7月にオープンした施設だ。

f:id:gari2:20200119133716j:plain

f:id:gari2:20200119133727j:plain

f:id:gari2:20200119133740j:plain
なべかけ餅つき唄保存会の皆さんが実演中 

f:id:gari2:20200119151918j:plain

f:id:gari2:20200119145400j:plain
あったよなあ、おみくじやさん

f:id:gari2:20200119133757j:plain
みつけたっ!七味唐がらし屋さん 焼粉(焼き唐辛子)が入っている浅草やげん堀

f:id:gari2:20200119133808j:plain

 満喫した。

 

garitune.hatenablog.jp

 

黒羽どんと祭2020

f:id:gari2:20200116143308j:plain
那珂川河川敷、黒羽のどんと祭の会場を観に来た。いわゆるどんど焼きとしてはイベント然としていて今まで紹介することはなかったのだが、黒羽地区の活性化のため尽力している人々のアツい想いを記録しておきたいと思った。
まず規模が違う。重機を使ってやぐらを組んでいく。トリゴヤというよりキャンプファイヤー的な。広い河川敷でここなら火の粉がとか煙が匂いがというクレームもほぼなかろう。万一の事態も川の近くなら安心。

f:id:gari2:20200116143339j:plain
ちょっと用事で離れて再訪したらもう出来てた。露店のテントも準備されている。

f:id:gari2:20200116143434j:plain
藁や竹に覆われていない木材のやぐらがむき出しのトリゴヤ。やぐらの下には廃船の突端が付きだしており、その上にはお焚き上げで集められた門松やお飾り、ダルマが並べられている。宝船の趣もありイイ感じだ。

f:id:gari2:20200116143411j:plain
側面には大きな日の丸の扇と鯉のぼり。中学生の火矢で点火するとのこと。近くでは黒羽太鼓のリハーサルが行われていた。

f:id:gari2:20200116143625j:plain

 黒羽商工会青年部のみなさま、関係者のみなさまお疲れ様でした。







栃木県北 花市・初市2020日程

大田原市津久井富雄市長は、11月20日の定例記者会見で、市の二大イベント「大田原マラソン大会」と「大田原与一まつり」を休止する方向で検討していると発表した。新市庁舎建設など積極投資を行った財政状況を考慮し、市の事業全般の抜本的な見直しに着手する。休止期間は2020年から22年までの3年間を想定、今までやってきた行事などを既得権のようにやり通すことでいいのか、いったんご破算にするくらいの気持ちで全ての業務の見直しを議論したい、と述べた。

その関連か何か知らないが、今年の大田原花市は中止となった。

まさかとは思うけど、屋台まつりも中止になっちゃうんだろうか。



 栃木県北 花市・初市2020日程

 「さくら市氏家暮市」12/21(土)13:00-21:00 

さくら市氏家花市」 1/7(火)13:00-21:00
   氏家中心市街地大通り  毎年7日に開催


「花市(西那須野地区)」 1/11(土) 毎年11日に開催
  JR西那須野駅西口桜通り  毎年11日に開催
西那須野観光協会 

「花市(大田原地区)」
(注意)毎年1月12日に開催しておりました大田原花市ですが、令和2年は中止となりました。 
大田原市内の花市


「初市(東那須野地区)」 1/13(月)11:00-15:00
   
JR那須塩原駅駅東口  毎年10日あたりに開催 
那須塩原市商工会東那須野支部フェイスブック
エールなすしおばら

「花市(矢板市)」 1/13(月)11:00-19:30
 
ベイシア矢板店駐車場 毎年13日に開催
矢板市商工会フェイスブック

「花市(佐久山地区)」 1/13(月) 10:00-17:00
  佐久山地区公民館駐車場 毎年14日に開催
大田原市内の花市

「黒田原花市」 1/18(土)10:00-18:00
  那須町役場前から相生町通り 毎年第三土曜日に開催
黒田原駅前にぎわい商店会フェイスブック

「黒磯初市(花市)」 1/19(日) 10:00-18:00 
  黒磯駅前通り(駅前大通り 原街道から旧4号線まで まちなか交流センターくるる) 毎年第四土曜日に開催
那須塩原市商工会

「黒羽大花市(黒羽地区)」 1/26(日) 9:00-17:00
  黒羽向旧駅前通り(黒羽郵便局前からR294) 毎年第四日曜日に開催
大田原市内の花市


西那須野花市2020

f:id:gari2:20200111223503j:plain

今年も県北の花市・初市サーキットが始まった。七味唐がらしが欲しくて急きょ西那須野の花市に来てみたのだが、七味唐がらしの露店はいなかった。考えてみたら、もうだいぶ前から西那須野花市で七味唐がらし屋さんを見た記憶がないような気がする。

f:id:gari2:20200111224526j:plain
かつては五差路交差点から西那須野駅前までずらっと向かい合わせに露店が並んでいた西那須野の花市もだいぶ規模が縮小されてしまった。縁起物の熊手も、仏前に供える造花屋さんも、お面やおもちゃを売る店も、農協の植木屋さんも今はみかけない。

f:id:gari2:20200111224600j:plain

それでもこの季節になると花市が、寒々とした空気の中立ち並ぶ華やかな露店が恋しい。かつて新しい風俗、流行は露天商がもたらした。今でもテレビの中の都会の流行をいち早く露店展開する商魂逞しいテキヤさんの動向を見て歩くだけでも楽しい。さあ、次の花市会場はどこだ!?

クリトリック・リス@水戸偕楽園四季の原広場

水戸偕楽園四季の原広場で行われた「秋だ!!お肉だ!!スイーツだ!!フェス2019」に行ってきた。

f:id:gari2:20200119004503j:plain

茨城放送そして県が協賛しているっぽいイベントなのに何このステージイベントゲストのラインアップは!?

9/23(祝)に休みが取れてスギムによるソロスカムユニット、クリトリック・リスのステージを観に来ることが出来た。

 


本県遊廓増設問題(2)(明治32年)

f:id:gari2:20191007210928j:plain

本県遊廓増設問題(2)  下野新聞 M32.10.14

減租廃娼主義者大懇親会 は郡会議員当選の祝いを兼ね、本日八日午後一時より、安蘇郡新合村閑馬高林寺に開けり。朝来の晴天加うるに日曜なりしをもって、会員三百二十余名の多きに達し、定刻には場の内外に充満せり。やがて発起総代桑子光吉氏起て開会の趣旨を述べ次て尾花九平氏登壇郡会議員当選の祝意を述べ、過日県議会議員選挙に賤業者藤沼某を選挙せる者多きは、痛く本村の体面を汚し、実に遺憾千万なり。以後は必ず斯る人物を選むからずとて慷慨なる一場の演説をなし次に栗原彦三郎起て廃娼の必要なる理由十五ヶ条を掲げ、道徳国家社会の三方面を立論し、大いに県令第六十号を非難し速かに取消さしめさるからずとて縷々(ろうろう)二時余の長演説をなし終わるや来賓総代栗原助三郎氏起て謝辞を述べ旁々(かたがた)選挙に関し警告する所あり。次に新郡会議員遠藤彦四郎氏答辞を述べ、これより宴会に移り献酬たけなわなる頃、栗原彦三郎氏は、左の決議案を朗読し、一人の異議を唱うるものなく満場一致をもってこれを可決せり

決議案

一、政治上の問題についてはすべて行動を共にすると

一、あくまで減租の主義を採り並に十四議会に向て減租の請願をなすと

一、県令第六十号の取消を請願し、並檄を発して県下の志気を鼓舞しおおいに県令取消の運動をなしおいて公娼の全廃を計ること

一、溝部惟幾氏は痛く本県の体面を汚し、県民を侮蔑せるをもっておおいに排斥し、並に来たる県会に於いて県知事信任問題を提出せしむると

一、すべての議員は必ずこれを減租派候補者中より推選すると

右の実行を期するため実行委員五名を選挙し、桑子光吉、栗原彦三郎、木村保吉、矢島豊吉、遠藤彦四郎の諸氏当選し、談笑のの間に宴をおわり、午後七時半頃散会せしが、同地未曽有の盛会なりしという。

尚志会の取消建議 田沼町尚志会員の県令取消運動については、前号記載のごとくなるが、同会員が町会議長に宛差出せる建議書は左のごとし。
本年九月県令第六十号をもって本県溝部知事は遊廓の増設をなしたり。本町新たにその数に入る。何の必要があって増設せられたるか、生等(せいら、我々)のはなはだ解するにあたわざる所なり。生等はつとに公娼を廃せられんとを熱望するものなれども、いまだ時運の至らざるをもってこれを忍ぶも公娼の許しある実に慨嘆に堪えざるなり。生等他郡の地誌町村の状況盛否を知らざれば、切にこれを論議するとあたわざれどもおそらくは遊廓の増設を歓迎するものあらざるべし。よくも遊廓の社会に有毒を流すも盆なきは、今さら生等の喋々を要せずして明なり。思うに遊廓を増設せられたる要旨は、淫売を防ぎ、徴毒の弥漫健身(びまんけんしん)を保護するにありとするか、決面然らざるべし遊廓付近の地は一層風俗を乱し、産を傾け、家を失う腐腸の徒多しと聞く。かいして本県には酌婦なるものあり、二等芸妓なるものありて、至る所の微々たる酒楼と言えども、ニ三娼妓然たるものありて、風俗壊乱の聞こえ少なからざりしが、飲食店取締規則を励行せられてして、風俗の矯正を計り一方に遊廓を増設して、悪風を増長せしめんとするは、あたかも身投げを救いて海中に突き入るる擧と言わざるを得ず。豈前後の矛盾もはなはだしいとせんや想うに、本郡北辺の人民は、一層純朴にして家を守り、郡を愛し国を護り、殖産興業の発達を謀りつつあるにあらずやしかるに本町に遊廓を新設せらるるは、風俗壊乱の主因を作り、前途嘱望の少年子弟をして不良の徒に入らしめ、産を失い国家に盡忠(じんちゅう)せざるからざる幾多青年をして、徒に浮浪の輩たらしむるの憂すくなからず己に当地に遊廓指定せらるると言えども、いまだ家産を建設するの難しきを信ずゆえにこれを建設せざるに先だち、県令第六十号中より田沼町設置取消を県知事に建議せんとするも、不肖青年輩の建言は理あるも是認せられざるの嫌なしとせず、幸なるかな本日町会の開会ありと聞く賢明なる議員諸君生等の微衰(びすい)を採り、不文を咎めず、県知事にこれが取消を上申せられんとを焦眉(しょうび)の急あえて乞う。 頓首敬白

栃木県青年尚志会六十四名惣代十一名

 

garitune.hatenablog.jp

garitune.hatenablog.jp

 

本県遊廓増設問題(1)(明治32年)

f:id:gari2:20191007163417j:plain
明治32年9月に発布された栃木県の遊廓設置規程。その翌月に下野新聞に掲載された遊廓増設問題に伴う各地の反応。第一回は足利と田沼。常用漢字現代仮名で書き起こした。

本県遊廓増設問題(1) 下野新聞 M32.10.13

昨月十五日突然として発布せられし本県遊廓設置規程は、県民に一大喫驚と与えしは、今更言うまでもなき事にて、該規程中現在の妓楼に対し、遊廓地を指定し移転せしむとの一項においては、暫らく不可なしとするも、それすら彼の醜聲(しゅうせい)の因たるにかかわらず、大胆にも九箇所の遊廓を指定増設せしめんとするに至りては、早く既に県下各地の物議を生せしもののごとく、青年は先つ動き有志は次て起ち、増設に反対し一挙にして県令の取消を求め、これを貫かずんば止まざるの勢あり。今左に各地よりの報を掲くべし。
足利友愛義団の運動 足利郡足利町青年有力家の結合に成れる足利友愛義団は、当時本紙上に再三報道せるごとく、公娼存置の不可を論じ、あくまで廃止の目的を達せむとし、知事県会並内務当局者に向て、廃娼建議書を提出し、近くは廃娼演説会を開き、人心を鼓舞しもってその目的の貫徹に勉めしほどなるが、現時の県知事なる溝部惟幾氏は、何か大なる理由のありと見え廃娼建議書を字にせるにかかわらず、突然県令第六十号を発し、ひとり遊廓に対し縮少主義を取らざりしのみならず、かえってこれを増設するに至りしより、義団員諸氏の憤慨一方ならずまづ該県令の取消を求め、さらに進んで公娼廃止の素志を徹底せんとし、昨今熱心に協議中なりといえり。

足利地方有志の奔走

友愛義団員の一群は、前項のごとく熱心運動中なるが、足利町地方の有志者もおおいに該県令の不当と不都合とを鳴らし、これを取消さずんば栃木県の名誉を泥委(でいい)し去るに至るべしとて、同志の人士を紏合し、県令取消の建議書を本県知事に提出し、併せて内務大臣に陳状せんとて目下同志の調印を求め居るが、大抵取揃えし由にて不日委員を出県せしめ、更にそれより上京主務大臣に向て陳状すとなお同志の人々はこの際檄を四方に飛ばし、輿(世)論公義を喚起し、あくまで不当なる知事の処置を排撃するはずなりという。

田沼青年会の決議

安蘇郡田沼町青年の結合団体なる田沼青年会は、遊廓設置規程の発布にあたり、現に同地に対し新たに遊廓地を強制指定せられあるを見て、非常に激昂し、要するにこれ我地方民を侮辱するの甚しきものなりとて、会員大串廣平氏は遊廓設置可否の討議案を提出し、臨時会を請求せるより去月ニ十七日、本月三日(例会)、七日の三夜開会おおいに講究する所ありしが、大多数の賛成をもって断然これを排斥し大々的運動する事に決議せしと今その概略を報せんに九月七日夜臨時会を開き、相田幹事の開会の辞あり、会員大串廣平氏、田沼に遊廓設置可否いかんの問題を提出し一場の演説あり。内田、川田、原田の諸氏各賛成意見を述べ、ニ三の反対者ありたれ共決するあたわず、継続問題として次会に討議する事となしたり。十月三日夜(例会)引続き遊廓問題について討議する所ありしも、出席者少数にて決議する事あたわず散会せしは遺憾なりし。よって七日夜、臨時会を開会したり。来会者五十余名、相田幹事の開会の辞終わって、提出者大串廣平氏登壇し、存娼の弊害より説き出だして、田沼に遊廓設置不可なることを熱心に演ぜられ、内田、栗原、川田、相田、原田、大関諸氏の賛成、田村善十郎氏の反対あり。激論数刻ののち採決せしに、排斥賛成者多数にて遊廓排斥については極力運動する事に決議し、その委員として大串廣平、田村長三郎、川田勝之助、相田七郎治、小林粂蔵、内田新三郎、翏沼恒吉の七氏当選しそれより茶話会に移り、談笑快談散会せしは十二時頃なり。しかして委員会は去る九日夜開かるるはずなりし。

尚志会員の建議

同じく田沼町大字栃本青年の組織になれる尚志会(しょうしかい)なるものあり。該会はもっぱら学術弁論の研究をなすをもって目的となし、すこしも政令に容喙(ようか)せず、会員はますます自主独立の精神を養成しつつありしが、県令六十号遊廓増設については、青年をして不覉(ふき)の精神を減殺せしめ、おわりに国家衰亡の基因をなさしむるものなりとて、田沼町に新設の一項取消を請願せんとて、もっぱら運動中なりしが。この頃の町会に向こう一篇の建議を提出し、町会にては満場一致をもってこれを受理したりとしかして会員はなお足れりとせず、時宜を見て県知事に迫らんとする決心なりという。その建議の要旨は次号に記載すべし。

garitune.hatenablog.jp