がりつうしん

那須野ヶ原を中心とした話題と与太話、ほぼ余談。

黒羽花市2012

黒羽の花市に来た。今日は宇都宮に用事があったのだが、夕方では間に合わないかもしれないので(黒羽の花市は18時まで)午前中にのぞいてみた。花市は日が暮れてからのほうが雰囲気があるが、こんなのもたまにはいい。

さかいりとコメリの間、ちょうど花市の始まるこの辺りに東野鉄道黒羽駅舎があった。鉄道の跡、北金丸から川西に通じる鉄道道は、以前はまっすぐに伸びた只の田舎道だったが、現在は拡幅されイイ感じの裏道になっている。大谷石で出来た農協の倉庫が並び、かつての物流拠点の面影を残す。去年の震災で一棟は壁が崩れてしまっていた。

駅前通りは東野鉄道の開通した時に新たに作られた通りで、かつての関街道である黒羽向町からまっすぐに伸びている。旭町、栄町、寿町などはこの時期に形成された町だ。当時は旭橋のあたりから桜並木が植えられていたそうだ。

300m程の旧駅前通りに間隔を空けて100軒程の露店が並んでいた。昨日の雪で足場はちょっと悪いが、小中学生の集団が結構来ていてほほえましかった。家族でたこ焼き、今川焼きと唐揚げを食べ歩き。今年は初詣もどんど焼きもなかったので、やっと季節の行事に立ち会えた感じだ。