がりつうしん

那須野ヶ原を中心とした話題と与太話、ほぼ余談。

もっと心地よい歌を

おお友よ
このような調べでなく
もっと心地よい歌を
喜びに満ちた歌を
歓喜よ

「歓喜の歌」はシラーの詩作として知られるが、この導入部のみヴェートーベンが付け加えたものらしい。あの曲をかけないDJを吊せ!ですね、わかります。


震災以降、激しい音はどうも受け付けず、心地よいいわゆるエバーグリーンな音楽を選んで聴いていた。バーズとかフェアグランド・アトラクションとか。あとバカラック原発収束の長期化、日常生活が危険なのか安全なのか考えるのに疲れ果てて、なんだかもう癒し系では気分が消沈するばかり。

N響アワーのズービン・メータ指揮チャリティーコンサートを観る。アリアと第9のダイジェスト。ズービン・メータって70年にザッパと共演してるので(ブートの「200 Motels」)名前だけ知っていたんだけど、今ではものすごい巨匠なんだな。第9は年末かエヴァンゲリオンの印象しかなかったが、キャッチーなリフが随所にあって、壮大で神掛かっておりグイグイ引き込まれた。泣いた。たまには良いな、通しはキツいかもしれないけど。

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車載CD用に棚から抜いたのがこれ。アッパー系?あとエンケンの「地球防衛軍」、モダチョキのベスト。