がりつうしん

那須野ヶ原を中心とした話題と与太話、ほぼ余談。

栃木県大日本職業別明細図(昭和12年発行)

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国会図書館で確認できる商工地図にはもう一種類あって、昭和12年版の「大日本職業別明細圖 第壹七参號 信用案内 栃木縣」(東京交通社 1937)というもの。収録地域は、芦野町 伊王野 荒川村大金 板室温泉 那須温泉 高林村 黒田原町 東那須野 黒磯町 那珂小川 佐久山町 川西町 烏山町 喜連川町 大宮村 大田原町 今市町 豊岡村・藤原村 落合村・小来川村・板荷村 那須郡 塩谷郡 氏家町 鬼怒川温泉郷 馬頭町 真岡町 小泉 矢板町 片岡駅前 宝積寺 祖母井町 湯西川温泉 玉生 七井村 芳賀郡茂木町 益子町 田野村 久下田町 となっている。

黒磯郷土資料館で見かけた黒磯の市街図の元ネタがこれであることがわかったが、あれは拡大して着色したものだったのだろうか。それともあれがオリジナルサイズ?

国立国会図書館 リサーチナビ

 

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栃木県大日本職業別明細図(大正14年発行)

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前から気になっていた国会図書館所蔵の「 大日本職業別明細圖之内 栃木縣 : 栃木町・馬頭町氏家町烏山町・茂木町・益子町真岡町・久下田町・壬生町藤岡町矢板町・鹿沼町・大田原町・西那須野・古峯原 」(東京交通社, 1925.12)という商工地図の複写を入手。肝心の大田原町のところに破れが・・。裏面は町の沿革と地図中の索引になっている。職種には待合所、芸妓妓楼、見番もある。肝心の県北の各市街地の情報はあまりたいしたことはなかった。しばらくいい酒の肴になりそう。

国立国会図書館 リサーチナビ

大日本職業別明細図(商工地図)

 

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西那須野花市2017 + 花市・初市2017日程

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毎年1月11日が西那須野花市の日であることは、県北の花市初市ファンの皆さん方はもうご周知のことと思う。今日は半ドンでさっそく花市を下見に来た。

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クックマン師匠が門付芸をやっておられた。お正月に氏家今宮神社でも門付芸をされてるところを目撃されてた。この時期は獅子舞パフォーマンス&MCのスタイルなのか。

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そして夜。 さすがに日が落ちるとさむい。今シーズン最強の寒波が襲来してるらしいけど、例年ほどの冷え込みではないな。

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このかじかむ指先・・。やはり花市は夜だね。

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栃木県北 花市・初市2017日程

さくら市氏家花市」 1/7(土)13:00-21:00
   氏家中心市街地大通り  毎年7日に開催

「初市(東那須野地区)」 1/9(月)11:00-15:00
    JR那須塩原駅東口市営駐車場  毎年10日あたりに開催

那須塩原市商工会東那須野支部


「花市(西那須野地区)」 1/11(水)10:00-21:00
    JR西那須野駅西口桜通り  毎年11日に開催

「花市(大田原地区)」 1/12(木) 10:00-21:00
  大田原市役所通り 毎年12日に開催

「花市(矢板市)」 1/13(金)11:00-20:00
   前新通り 毎年13日に開催

「花市(佐久山地区)」 1/14(土) 10:00-17:00
  佐久山小学校通り 毎年14日に開催

「黒田原花市」 1/21(土)10:00-17:00
  那須町役場前通り 毎年第三土曜日に開催

「黒磯初市(花市)」 1/28(土) 10:00-20:00
  黒磯駅前通り(線路と平行の通り) 毎年第四土曜日に開催

「花市(黒羽地区)」 1/29(日) 9:00-17:00
  黒羽向町旧駅前通り  毎年第四日曜日に開催


やきとり朝日屋@山田

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来たぜ!俺たちの!朝日屋!ホルモン!大好き!

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なんでこんな場所に?ってところにある朝日屋。矢板は登もあるしうらやましいよ。

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ホルモン焼

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ハツカレ

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タン

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手羽

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肉巻ライス ぜんぶ旨い!旨いんだよ!!
またこの店で酌み交わそう!

やきとり朝日屋
〒329-2511 栃木県矢板市山田73−6


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第六回西光院大火渡り祭

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天気はあまりよろしくないが斉燈護摩日より。石上の西光院の火渡りを訪問。今年は観覧席に野球少年たちが。

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山伏問答

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法斧の儀

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法弓の儀

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法剣の儀

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床堅の儀

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祈願文披露

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点火

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嶽山箒根神社の梵天上げ2016

 

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11月23日、24日は嶽山箒根神社の例大祭。同日は上河内の羽黒山例大祭でもあり、ついつい規模の大きいあちらに行ってしまうのだが、今回は嶽山箒根神社の梵天上げを観に来た開式は午前10時。ぎりぎりに着いたので車を停める場所がない。と言っても駐車場は数十台しか置けないので、ほとんどの車は路肩にずらっと停めている。

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箒根神社を祀っている地域は、宇都野、金沢、上大貫、上塩原、上伊佐野、土屋、針生、荒井、塩田などである。かつては例大祭にこれらの地域から梵天が奉納されていた。現在は宇都野、金沢、子供会、JA、アグリパルの五つの梵天が奉納されている。

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遥拝殿である高清水の嶽山箒根神社の前を梵天が行ったり戻ったりする。もともとはまっすぐ遥拝殿に奉納したんだろうけど、五穀豊穣、商業繁栄、家運長久を祈願して、梵天・獅子舞が奉納される。

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屋台にはホコリ除けのシートがかかせません。

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バスン!バスン!と梵天を地面に叩きつけ地の悪霊を払う。この所作を「もむ」という。

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すごい粉塵!この迫力は羽黒山梵天では味わえない!

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遥拝殿に梵天を奉納。

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また来年。

 

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石田屋@氏家 のたいやきを食す

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さむくなってくると温かい甘いものが食べたくなる。氏家に来たらやはり石田屋のたいやき。10月から4月までの限定で販売してる。この店構えを観てくれ同志よ。

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石田屋は明治初期から菓子店を営む老舗。石田屋のたいやきは氏家の冬の風物詩である。たいやきもその頃から販売されていたというが何が特別なのか。

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石田屋のなにがすばらしいって、さあさ早く中に入ってご主人の仕事ぶりをみよ。

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現在のご主人は三代目。八十代とはおもえぬかくしゃくとした働きぶり。この使い込んだたい焼き製造器を見てくれ。

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なんと炭火でたいやきを焼いているお店なのだ。たいやきを作る鋳物がバウルーみたいな一度に2匹しか作れないもの。たいやきが作られ始めた当初はこれがスタンダードだったらしく、現在のいくつも型のついている大きなプレートは昭和に入ってから、ガスになって火力が強くまんべんなくまわる装置が作られるようになってからのものとのこと。

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レジ周りの調度品も使い込まれた味のあるものだ。おばちゃんも元気そうでなにより。

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このミニサイズ、宇都宮の相馬屋さんと同じ大きさ!相馬屋は大判のいくつも作れるプレートだと思うけど、かつてのたいやきの大きさがこれなんだな。表面カリっと中はふわっふわ。あんこはこしとつぶを合わせてる感じ。最近のスーパーのフードコートで売ってるような「養殖モノ」とは違うワイルドな天然モノのたいやき。やっぱり買ってすぐほふほふしながら食べるのがいちばんうまい。店舗の隣が公園になってて駐車場になってるのでそこに停めて買いに行ける。食べ終わったら裏手の光明寺のでっかい不動明王を観に行こう。


そうそう、この下の地図の県道181号を挟んだ建物の並びを見てくれ。間口が狭く奥行のある住居。これも奥州道中氏家宿、街道沿いの名残なんだな。

石田屋
さくら市氏家2677-1
9:30-18:00