墓参りにつくば市に行った際に、下妻の道の駅で見かけたもの。
ぼためし。
彼岸の時に作る、おこわのアンコ包みをぼたもち(牡丹餅)、あるいはおはぎ(御萩)というけど、茨城ではこの風変わりなスタイルが当たり前なんだそうで。平たく敷いたおこわの上にアンコをびっしりと覆いつくしたものをぼた餅、あるいはぼた飯と呼ぶそうだ。お彼岸の時だけでなく、葬儀の引き物にぼた飯がつくらしい。あるいはお祝いの際にも大きなぼた飯をご近所、親戚に配るんだそうだ。
石上や大貫にみられる、三十五日法要の際に、わらじにぼた餅のアンコをこすりつけたものをお供えする風習が茨城にもあるようだ。剣山を登る際に滑らないように、って理由らしいけど。剣山巡ったら地獄コースでないの?