父のリハビリも兼ねて小川のかたくりの里に来た。この時期平日でもとても混雑しているのに人影はまばら。これも放射能漏れ事故の影響か。去年は駐車料金を徴収していたが、今日は無料だった。
家の周りを少し歩く程度だったのに、アップダウンのある丘陵を越える周回コースはちょっと無茶だったか。しかし、カタクリやミズバショウなどの群生を観ながら、ホイホイと無事歩き通した。
帰り際に三和神社に寄った。本殿は土台の亀裂以外、特に被害はないようだ。灯籠は軒並み倒れていたが。延喜式内社だからして、こんな地震は何度か経験しているのか。さすがに今回の規模は1000年に一度だからな。元々はここ三輪ではなく宮窪にあったらしい。
気になって調べたが、今回規模の地震が栃木にあったのは、弘仁関東地震、万治、天和の日光地震、大正関東地震と戦後の今市地震ぐらいか。これらも小川で今回程揺れたかは疑問だ。あれ?今回の地震って関谷断層にちょっかいは出さなかったのかな?
小川の田園地帯の道路に亀裂、佐良土、黒羽市街の蔵の被害を確認。