大深掘で出会ったおばあさんは地元ッ子らしく、大沢から東公園に上がり、那須湯元に下りる「湯道(那須道)」についてもスルっと教えてくれた。前述の大深堀集落脇の道は湯道ではないことが判明。大沢の十字路から八幡温泉に上がる県道344号を上がり、「松の木食堂」から2、3軒先で右手に逸れる、らしい。地図上でみるとそこまで上がると苦戸川沿いが崖になってる。だから湯道は苦戸川の左岸に渡ってから山麓に近づくと想像していたのに。「這って上がるような坂がある」と云っていたので、おばあさんも湯道を歩いて温泉に行ったことがあるのだろう。
とりあえず湯道に入る旧道との分岐だけでも見てやろうと松の木食堂を探す。昼メシもまだだったのでここでメシとするか。
佇まいは高原の喫茶店、看板には「スナック 食堂 松の木」とある。ちょっと不安が募る。ところで大沢十字路のさつき食堂の看板には以前から「巻狩料理」とある。鍋なのか。熊肉試したい。
入ると、ガチでスナックだった。しかし子連れや仕事の合間っぽい先客が居たので安心する。この立地は別荘族をターゲットにしたお店なのかな。冬場は大丈夫なのか、とかいろいろ妄想。
うーん、リーズナブル!地元民向けのお店だ。観光地価格のこじゃれた食い物屋に見せつけてやりたい。カラオケは1曲200円だぞ。LDかVHDか。
チャーハン 500円
久々にチャーハンに唸った!焼飯系の口の中でほろほろ崩れる飯粒が香ばしい。みそ汁もけんちん風でうまかったよ。隣のオヤジのカツ丼もうまそうだった。マスター、只者じゃないな。地吹雪吹きすさぶ冬場に寄ってみたい。
松の木食堂
栃木県那須郡那須町大字高久丙3120−3