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がりつうしん

那須野ヶ原を中心とした話題と与太話、ほぼ余談。

寄居大久保の道標と初花清水、大ヶ谷の道標

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豊原木戸と寄居山中大久保を結ぶ峠道にある道標。山中にNHKのアンテナがあり、途中までは管理路として現在も使われている。少し前木戸側でがけ崩れがあったが、現在は斜面を補修して通れるようになっている。

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寄居大久保の御成婚記念の道標
90×19×19cm 北緯37度3分25.7秒  東経140度10分3秒
[正面
]
左 山中 約四丁

[右]
右 大久保寄居芦野
[左]
御成婚記念 大正十三年一月二十六日
上郷青年支部建設

山中方面の道は整備されているが、大久保方面は尾根沿いを南下する道で(地形図藪が茂り現在でも通行可能かは不明。地形図上では道の線は断ち切られている。大久保集落にもやはり御成婚記念の道標がある。またご御成婚記念よりも早く建立された馬頭尊の道標も隣に建っている。お話を聞いた木戸の女性は、寄居の出身の方で、昔はこの峠道をよく利用したとのこと。

 

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今回は峠道は踏査せずに車で寄居大久保側に移動。ひょうたん石と初花清水を訪れる。

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以前奥州道中を歩いたとき、初花清水は田んぼ脇の用水路に塩ビパイプで注がれていたが、往時の雰囲気を表現するためか、崖寄りに水の汲める湧水地を施工中。

板屋集落の諭農の碑前から細い山道に入り大ヶ谷(おおがや)集落に向かう。
大ヶ谷は山あいにある四軒ほどの小さな集落。棚田が残っていることで有名。

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大ヶ谷の道標
94×20×19cm 北緯36度59分47秒  東経140度11分30.1秒
[正面]
 →此方板屋ヨリ白河ニ至ル 五里

 ←
此方蓑沢ヨリ伊王野ニ至ル 三里

[右]
 皇太子殿下御成婚紀念

     地元大ヶ谷
[左]
南←此方湯舟ヨリ芦野ニ至ル 一里

[裏]
 芦野町青年團大ヶ谷支部建之
西
 大正十三年一月二十六日

大ヶ谷から南、というより西に向かうと芦野があるが、「湯舟」とはかつてあった中間の集落だろうか?大ヶ谷棚田の報告書に載っている地図に芦野方面の道が記されている。木下(こじった)から西へ芦野に抜ける道は現在もあるようだ。