はじめての多氣山火渡り祭。かなり大規模だという話は前から聞いていたので楽しみにしていた。意外にも今年で7回目なのだそうだ。
多氣山中腹にある多氣不動尊。現在は舗装の道路が中腹まで伸びているが、その傍らにかつての参道入口が残っている。
ふもとの駐車場から裏参道山麓道場までシャトルバスが運行している。道場までの道路は路上駐車の車が数珠つなぎ。
これは!なんだこの盛り上がりは!?雰囲気が違うぞ。地域の運動会ではない、火渡り祭なのだ。
出店もすごい数。これはもう野外フェスだ!火渡りフェスだよ!!じゃさっそくご相伴にあずかりましょう。
柴燈大護摩もでかい!なんか四角い!
御札も華やかな幣束がすばらしい。
旅の行者の問答がなくメンバーの入場から。行者と向かい合わせで案内役の人がこちらへこちらへ みたいなユーモラスな所作で招き入れる。高尾山修験道独特のものなんだろうか。
法斧の儀
魔除けの切り火 これもはじめて。
法弓の儀
法剣の儀 長刀だ!
祈願文披露
そして点火
護摩壇の炎とユニゾンする行者たちの読経と法螺。風にあおられ灼熱の炎があつい!!そしてけむい!!
ものすごい煙と熱!煙にまかれて難儀する観客。ご利益ご利益。
あまりに火力が大きすぎて火渡りの道づくりに難儀していたのが印象的だった。このあと湯加持行があったのだがそこまでおられずに帰宅となった。来年はじっくり最後まで観たい。