那珂川最上流のやな「那須観光やな」に行って来た。那珂川源流から25キロ地点。那須街道沿い「そば処やしお」の脇を入る。那須国際射撃場が隣にある。山際の砂利道を降りて段丘下に下りる。
施設は新しい。最近出来たものだろうか。リーフレットに「烏石(からすいし、うせき とも 那須与一の愛馬 鵜黒の馬 の誕生伝説の石)」が紹介されており、敷地内にあるようだ。これは見ておきたい。
鮎を食べる前にまずはやなの確認を。
この辺り、川幅はそれほど広くない。鉄筋で連絡橋とやなの傾斜が作られてる。
やなは5×15mほどの小ぶりな大きさ。やなに流れを導く堰も蛇籠などは組まれておらず、石を重機で積んだだけのようだ。休憩施設もこぎれいで、那須街道沿いのやなはこんな感じになるんだろうな。ソフィスティケイトされてる。
俺の求めるやな像は、もっと泥臭くて川漁師の生活の面影が残るような風情あるやななんだと改めて思った。それと、今年川の氾濫でおじゃんになったら来年はどうなるか、みたいな危うさ儚さ。まあ匙加減だけど、観光やななんだから。
那須ICからすぐ、那須街道からほんのちょっと入ったところにやながあったなんて知らなかった。渋滞でイライラするくらいならやなに寄って行きなされ。川遊びは楽しいよ。