沼野田和の金乗院(高野山真言宗)の火まつりに行ってきた。毎年6月28日に大柴燈護摩祈願祭が執り行われる。
波切不動尊の前に道場が作られ、その周りにはドカシートで観覧席が設けられている。見学者は600名はいるだろうか。
金乗院の柴燈護摩を観に来たのは初めて。湯加持や松明行、火生三昧など、派手な行があるため人気が高い。JAも協賛しているようだ。山伏問答、床堅は省略されている。
法斧作法
法弓作法
法剣作法
請願
点火作法
派手な色彩の梵天
湯加持行
熊笹の束で自らに熱湯をかける
そして釜入りの行へ
伝わってくる気迫に、見学者から賞賛の拍手。
松明行
低い姿勢で護摩壇を回りながら、たいまつを行衣の袖や股下に通す。
火生三昧
炎の中の不動明王と一体になるための荒行。修行鍛錬のたまもの。
合言葉のように「フドウミョウオゥ~!」と声を掛け合う行者さん。迫力ある厳修の実演に、法力を賜った行者さんたちの祈願の効験を理解しました。