花園の長泉寺の新年大祭に来た。長泉寺の柴燈大護摩供・火渡り式は今年で25年目になるそうだ。毎年1月31日に行われている。
沼瀧山密蔵院長泉寺は真言宗智山派で、「那須郡誌」によると
瑠璃光山密蔵院長泉寺は寛文2年(1662)宥真和尚の開山
とある。親園の薬王寺が瑠璃光山福蔵院薬王寺というそうなので、蓮見先生の間違いか?長泉寺は奥州道中沿いの親園から2キロほどの場所にある。
長泉寺の火渡りの見学は初めてで、ネット上に開始時間等の情報がなかったので、朝の9時にお寺に行ってみたら、正午からの開始とのこと。護摩壇の用意もこれからだった。
長泉寺は「那須修験昇龍講」の講元にあたる。そういえば廣本祥己先生の高湯山/白湯山信仰のセミナーでこちらのご住職にお会いしたような。沼龍と昇龍をかけてるのか。
参加者は檀家の方々を中心に50名ほど。結界が作られた境内は霜でかなりぬかるんでいる。今回のMCは西光院ご住職であった。
山伏問答
今回はフルバージョン。これを覚えるのは大変だろうなあ。他の見学の方は点火はまだかまだか、って感じだったんだろうけど、俺的には初めてだったので感慨もひとしお。
点火
風も少なく快晴。青空にもうもうと白煙が上がる。今回は大団扇でのあおりはなかった。
ひとつひとつに 祈願が書かれた護摩木がくべられていく。俺も家内安全を祈願して護摩木を奉納してきた。
火渡り式(火生三昧・かしょうざんまい)
心頭滅却すれば・・いやいややはり多少は熱いです。行者さんが渡る最初は間違いなく。
檀家さんから次々と渡っていく。