震災の影響でオープンが延び延びになっていた、新しい白河市立図書館の正式なオープン日が告知された。
東地区のプールに行った帰り、外観だけでも見ていこうかと寄ってみた。白河駅のすぐとなり。
旧図書館は手代町という路地の奥まった処にあった。白河市内は筋違いや鉤の手があり迷宮のようで、何度かグルグルとさ迷いながら、やっと辿り着いたものだ。研究施設の図書室のような雰囲気で、棚間が狭くぎっしりと本が並んでいたっけ。コピーもセルフで、あれはあれで居心地がよかった。
新システムの利用証の事前登録期間中で館内に入れたので、オープン前にちょっとレポート。撮影公開許可済。
1Fは入ってすぐ左手にカウンターをみて、手前から雑誌・新聞・定期刊行誌コーナー、その奥にAV閲覧コーナー、一番奥が児童書コーナーになっている。入ってすぐの処にクリスタルエレベーターが。アクアマリンふくしまを思い出した。いつかまた遊びに行けることを信じて。
画期的なのが、カウンターから離れたスタンドにセルフの自動貸出機があったこと。最近スーパーにあるセルフのレジみたいに、フラットベッドスキャナみたいな読み取り装置に自分で借りたい本を載せて、セルフで貸し出し処理が出来るのだ。なんて市民を信頼した街なのだ白河は!と思っていたら、出入り口にCD屋みたいなゲートがあって、貸し出し処理をしていない本を持ち出そうとすると警報音が鳴るという。すごい!
最近の図書館のトレンドは、ティーンズコーナーとかヤングアダルトという小学校高学年から高校生を対象に、本を集めているコーナーを設けるのが流行っている。一番本に親しんで欲しい時期のユーザーに焦点を当てた構成だ。活字文化の未来がかかってるからな。
上の画像は一番肝心の郷土資料関係の棚。4本両面。窓際には座って読める机があったり、じっくりと資料探しができそう。
思わず利用証を作ってしまった。貸出冊数制限なし!正式オープンが楽しみ~。