PUUさんに紹介頂いた乙連沢の堀割を観に行ってきた。
六町歩と呼ばれるこの辺りは、細長い窪地となっており、かつては沢であった形跡がある。この窪地は南東に向かい、乙連沢(おとれざわ)に合流する。この付近には湧水が点在し、それに沿うように集落が散らばっている。旧陸羽街道・県道72号線は、この窪地を盛土して跨いでいる。かつての奥州道中はこの窪地にいったん降りてから野間側に向かったものか。
明らかに人工的に掘られた道跡だ。この時期はまだ下草も藪になっておらず快適に通ることが出来る。
緩やかな坂で、やがて県道72号線に合流する。
この堀割に関して、どこかに記述はないだろうか。野間郷土誌をもう一度みてみよう。