6/3の続き。
以前は八海山神社に向かう岩場の稜線を称して剣ヶ峰(けんがみね)と称したらしい。
八海山、剣ヶ峰・・・。高原山って修験の山だっけ?「嶽山箒根神社」の嶽山って高原山のことなの?だったら奥の院をもっと奥に配置するよね?
*追記 剣が峰の中腹のミツモチ山付近に「法楽寺」という寺があった。神亀元年(724)行基が開基した寺で、延暦22年(803)に落雷で焼失、大同2年(807)観音堂を寺山に移した。現在の寺山観音寺の前身である。江戸時代まで修験寺で、高原山の峰々を行場としていた。
八海山神社を後にして剣ヶ峰山頂?に向かう。途中に矢板市の最高点(1590m)を通る。
熊がガシガシした木。
トウゴクミツバ
大入道までの稜線はシロヤシオの群生地。
時折現れるシロヤシオと、前黒山とスッカン沢の絶景に退屈することなく歩を進める。
しばらく行くと、白石さんと娘さん達に遭遇。その場所は、学術調査が始まった「高原山黒曜石原産地遺跡群剣ケ峯地区遺跡」の入口だった。
この場所は黒曜石の加工場の跡とのことだった。当日も市教育委員会の人たちが計測をしていた。関東地方の東で出土する黒曜石のほとんどは高原山産のものらしい。 すごいぞ高原山。
ちなみに画像右のタコみたいのを持っている方が、昆虫学者の高橋敬一さん。タコじゃなくて捕虫マストでした。あれを下に広げておいて、木の幹をコンコンと叩いて落ちてきた虫を採取するのです。
昆虫にとってコンビニとは何か?
次回、大入道で宴会。