なかがわ水遊園
子供たちと佐良土のなかがわ水遊園に行った。
アクアマリンふくしまや大洗水族館に行き慣れている俺にとって、内陸の水族館なんて行ってられますかっ、というキモチがあったことは否めない。今まで足が向かなかったのはそんな理由もたしかにあった。名称通り那珂川に住む淡水魚の展示を行っている水族館だと思っていたのだ。
だが、しかし実際に行ってみるとなかなかどうして、頑張ってるよ、なかがわ水遊園。
那珂川>日本の川>世界の川と確かに淡水魚中心だし、「あこがれの海」なんてストレートなタイトルで海水魚コーナーもある。釣りキチ三平の中でしか見たことがないイトウやニッコウイワナなど希少種、アマゾン水槽のチューブ型トンネルも楽しい。海水魚のコーナーも見ごたえあった。
これはカジカ。今まで冷凍ものしか見たコトなかったよ。
しいていえばせっかく河岸のあった佐良土の地にあるのだから、那珂川での人々の営みについて知りたかったな。川漁師の道具の展示コーナーがちょろっとあったくらいか。
おもしろいじゃん、淡水魚の世界。しかも小学生以下は無料だし。またじっくり見にいきたいなあ。
なかがわ水遊園でみつけたフリーペーパー「しもつけの心」。「幻の三島街道 復元に挑む男たち」という記事が載っていた。わずか10年ほどしか使われなかった塩原新道の善知鳥沢ルートを復元しようとする人たちを紹介するものだ。平成15年から始まったこのプロジェクト、横川側の男鹿橋から桃の木峠までの9kmを第一期として既に着手しているらしい。国有林なので重機が入れられず、すべて人海戦術で作業が行われているというからすごい。同じ古道好きとして今後の動向が見逃せないな。