がりつうしん

那須野ヶ原を中心とした話題と与太話、ほぼ余談。

日の丸理容@矢板市本町

 

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矢板市内の理容店「日の丸」。店名からして戦中以前の開業っぽいっと前を通るたびに気になっていたのだが、中に入ると、普段行き慣れた床屋では味わえない懐かしい雰囲気がなんともいい。椅子も年代モノっぽい。横に操作ボタンがあるが、散髪中一度も上げ下げの操作をしなかったところをみると・・まあそれも味わい。

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椅子前に洗髪台がない。昔はどこもそうだったのよ、とマダム。切り終わってから背面の「流し台」に移動して洗髪する。たしかに矢板では一番古くからやってる床屋かもしれないわね、とマダム。

店の前が国道4号線だった頃の話、商店街の屋号の話、固定資産税の話、花市の話、矢板のいいトコロ、ダメなトコロなど、色々と話を聞かせてくれた。
かっこいいボウズにしてください、というオーダーで、ここまで満足の仕上がり。腕は確かです。

日の丸理容
矢板市本町14-5

追記:この記事を上げて数年後、お店は閉められたようで、いつの間にか建物もなくなり更地になっていた。矢板市内が華やかだった頃の話、もっと聞きにいけばよかった。