がりつうしん

那須野ヶ原を中心とした話題と与太話、ほぼ余談。

寄居、よりいっそう満喫

先日の奥州道中の復習も兼ねて、寄居付近をうろうろしてきた。 「那須町の石仏芦野編」の巻頭にある地図に、奥州道中沿いの本郷手前に「道標」の表示が二ヶ所あったので、これを探すのがメインで、あとは山中大久保の馬頭尊二つと旗宿道の豆沢(ずさわ)の馬頭尊道標を探そうと思う。子供の幼稚園バスのお迎えが2時なので、それまでに決着をつける。 寄居本郷手前の横岡の旧道がR294に合流する付近が探索ポイント。ひとつは平田集落に入る丁字路で発見。近くに三ヶ村公民館がある。その前辺りが明らかに道幅を広げる前のアスファルトのようだ。(画像左端が道標)

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 これを寄居三ヶ村の道標と命名。下草が伸びていて、よく見えないので撮影前にひと仕事。車載のナタで草刈り開始。道向かいの畑で農作業中の老夫婦がこっちを見ているぞ。とりあえず会釈したりして。あやしいよなあ俺。通報しないでくれ・・。 撮影・計測・解読を終え、もう一つの道標を探すために近くを探す。沢口への入口近くで発見。(電柱の脇が道標、ごみステーションの前)

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 寄居本郷の集落を通り、旗宿道へ。民家前に鎮座する馬頭尊道標を発見。このまま行くと、どこに出るのかさらに進んでみるが、丁字路になった処で戻ってしまった。左折で白河の関に行けるようだ。 R294に戻って山中大久保へ。もう12時だ。民家のおじさんに教えてもらい畦道を進む。ちょうど畦の雑草刈りをしたばかりで、こちらは即撮影できた。

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 ここが追分になっていたようなのだが、ただの田んぼのへりではないか。右の道は木の枝が伸びて、道を進むのは不可能だ。・・でもゼンリン地図は二本線の道になってる。 「那須町の石仏芦野編」を確認していて気付いたのだが、純粋道標は調査対象になっていないのだった。仏さんの分布が調査対象なのだからしょうがないのかなあ。矢板市の報告書は道標も含めているのに。まあ今後の探す楽しみができたので良しとしよう。 腹がへったので帰途につくとしよう。帰りは豊原を通ってR4に出た。小島の余笹川に来たところで、大島の追分で見かけた道標が気になってしまった。渡辺酒店の前の石仏だ。漆塚で右折し大島の大己貴尊を撮影。「那須文化研究#19」の「那須の湯道を歩く」には

旧原街道と那須道の交差は落合公民館手前である。道標のある付近は原街道や短い距離であるが那須道が残っている。

とある。ということは、その辺りはR4から旧原街道が逸れているのか?そして街道沿いに道標も?後ほど確認したい。 昼飯は結局SUKIYAのあいがけ大盛+玉子。久々に喰うとイイネ!牛丼LOVE。2時の幼稚園バスのお迎えにはギリギリ間に合わなかった。すまぬ。