がりつうしん

那須野ヶ原を中心とした話題と与太話、ほぼ余談。

道標さがし

南金丸那須神社の道標

行方不明になっていたと思っていた南金丸那須神社の道標が、道の駅の片隅に再建されていることに気付いて撮影に来た。 南金丸温泉神社の道標[正面] 安永四乙未年右 大た□ら 道 左 ふくはら 二月吉日 [裏面]右 さらど 道(表面剥離により不明)金丸の道の駅が…

館脇アンコやの道標看板@須賀川市東町

須賀川市東町の館脇生餡所の軒先に掲げられた道標。なんとも古めかしい看板、いつ頃から掲げられている物だろう?なぜアンコ屋さんに診療所の案内が?行き方をよく聞かれたからだろうか。見舞いの手みやげにヨーカンを、といったところか。5丁(約550m)先…

馬場今宮神社の道標は?

会津中街道を歩く会でさくら市馬場今宮神社に行ってきた。氏家町史の民俗編に載っている追分石(道標)リストの馬場今宮神社の地蔵尊 右わしじゅく 左氏家道をずっと探しているが未だ見つからない。大きな地図で見る馬場今宮神社というのは会津西街道大宮通…

松並の庚申塔道標

いつの間にか松並の庚申塔道標が動いていることに気づいた。R400BPの歩道拡幅整備工事で暫く雲隠れしていた塔碑の落ち着き先が決まったようだ。[正面] 享保十二年 庚申供養塔 十一月十日[右] 右 をきのめ道 右太ェ門[左] 左 ふくはら道 文右ェ門上の画像は移…

簑沢再訪

那須町の図書館で調べ物。先日の関街道探訪の件を受けて佐藤賢三氏の「簑沢の歴史おぼえ書き」なる自主制作ファイルを閲覧。なかなかの力作で、興味深い記述が多くあり。簑沢地区を再訪することにした。移動途中に道標。東陽中前。 下芦野の馬頭尊134・36・2…

金燈籠@大田原上町

お茶碗が割れた。しばらく在りもので済ましてきたが、やはりマイ茶碗がほしい。そんなわけで、大田原金燈籠交差点にある「米喜」にやってきた。米喜は300年前からあるセトモノ・漆器類を扱う贈答品のお店。米喜といえば金燈籠。文政2年(1819)10月、町内安…

登町の高湯山道標

白河市の歴史民俗資料館に用事があって行ったのだが、駐車場に車を止めふと目の前の塔碑をみてギョッとした。登町(二番町)丁字路(ルミエールがある場所)にあったという高湯山道標が民俗資料館の建物前に移設されていたのだ。この道標は道路拡張等の理由…

寺子黒川の道標

前から気になっていた奥州道中沿いの黒川集落にやってきた。奥州道中を寺子宿を過ぎて余笹川を渡り、石田坂、へび沢を通り黒川へ向かう。今の道路は左にカーブしながら黒川の橋に向かうが、当時は真っ直ぐ集落に降りていくルートだった。黒川の簗場の平地と…

梅ヶ久保不動尊@針生

仕事の帰り、梅ヶ久保不動尊のイチョウの黄色が鮮やかでハッとさせられた。後日製材所に車を止めて、不動尊とイチョウを撮影に訪れた。場所は旧日光北街道沿い、矢板宿から長峰公園の丘陵を越え、製材所裏から出てきたところ、R4土屋バイパス(そう、今では…

鷹巣と鹿畑の道標

先日、大田原図書館の書庫で、故大田原晴雄氏の大田原の道標の調査票を発見。「那須文化研究」に掲載された論文の元になったものだ。紙上ではしょられていた部分、特に手書きの所在地図は非常にためになった。俺の調査ページで、見つからずmissing扱いになっ…

羽田平山酒造店建立の道標

家族に頼まれて、羽田の養鶏所に人気の卵を買いに行った時のこと、ふと道端に佇む標柱が目に入った。黄砂と花粉で黄ばんだ青空のもと、目は血走り鼻汁はとめどなく流れる最悪の状況でも、俺の道標感知力は鈍っていないようだ。 場所は奥州街道近く、練貫と野…

人の本棚をアサルのが趣味です

「会津中街道を歩く会060917」前夜祭at勢至堂さんち。蔵書をサカナに呑んでいたら気になる写真を発見。岩波の「新風土記栃木県 復刻版」を見ていたらこんな写真が。 キャプションは「奥羽街道の道標 黒磯」とあるが、銘文をよくみると「奥羽街道 烏ヶ森公園…

美和・馬頭・黒羽 八溝の集落をゆく

大洗へ海水浴に行った帰り、R293の花立トンネルを出てから、左折して伴睦峠を越えずに、真っ直ぐ県道234号で烏帽子掛峠を越えて栃木に入ってみよう、なんて話しになった、というか俺が行くと決めた。最初のうちは二車線だったが、一車線、いつの間にやら一間…

寄居、よりいっそう満喫

先日の奥州道中の復習も兼ねて、寄居付近をうろうろしてきた。 「那須町の石仏芦野編」の巻頭にある地図に、奥州道中沿いの本郷手前に「道標」の表示が二ヶ所あったので、これを探すのがメインで、あとは山中大久保の馬頭尊二つと旗宿道の豆沢(ずさわ)の馬…

那須野が原博物館に道標?

那須野が原博物館に「地図をひもとく-日光・塩原・那須の絵図と地図-」を見に行った帰り、駐車場に戻る時に、何気なく庭園を通っていったら、あれ?この塔碑は一体!? これは烏ヶ森参道入口の道標と同じもの?真ん中で折れて修復した跡があるけど、「烏ヶ森…

カノ道を往くのさ

地形図を眺めていたら、石林のカノ道とその延長の古道が、市野沢の滝まで繋がっていることに気づいた。岡交差点近くと富池の温泉神社に道標があるようなので、撮影もかねて出かけることにした。日曜の朝小雨の中、車を走らせる。石林の原街道と市野沢の奥州…

白河宿二番町

白河市の北登町矢場八幡社の道標をついにみつけた。原街道が奥州海道にぶつかる二番町の丁字路にあったという道標だ。「江戸海道」と「那須道」と書いてある立派な道標なんだが、とんでもなく離れた神社の境内のはじっこに移動されていた。その道標があった…

宗祗が帰った理由って

白河市の原中高湯山一の鳥居に行ったあと、北登町矢場八幡社の道標を探そうと街中をフラフラしたが、またわからずじまいだった。と、上のリンクを張るときマピオンの地図を再度見たら白河第二小の西にあるじゃないか!?元あった奥州街道と原街道のぶつかるT字…