茶臼岳を下りたあと、震災から塔碑の被害がずっと気になっていた三斗小屋宿跡に行ってみた。那須嶽山開きのこの日こそ、三斗小屋口白湯山を訪れるべきだろう。
茶臼岳を降りると風が強くて(風速18m、もう少しでロープウェイが止まるところだった)小雨まで降ってきた。
那須山麓道路を板室本村から塩沢方面に。この前来たときは通行止めで阿久土坂に迂回したが、片側通行で通れるようになっていた。深山ダムから白湯山林道入口に。
林道入口に向かう道は落石もなく無事辿り着けた。ダム沿いに一箇所路肩崩れあり。
林道にはさすがに5月ともなれば残雪はなかった。多少風はあるが充分快適だ。道標までクマとの遭遇もなく順調、進入車両2台とすれ違う。
街道沿いの馬頭観音。この不安定な石仏が倒れないわけがないので、前に入山した方が戻してくださったのか。
宿跡到着。見た感じ被害はないようだが。
明治9年建立の灯籠
この辺りはたいした揺れはなかったのだろうか?田島は震度5弱だったというが。
竿は少し動いてしまっているようだが。火袋と笠はコンクリ止めしてあったので無事だった。
なんともないようだけど、宝珠?部分がずれてんよ。
猫脚でよくぞ耐えた!
大鳥居
百人講中碑と大日如来像に手を合わせ、大鳥居からシズノ平、御宝前を望む。
鳥居の柱に針金がぐりぐり巻きになっていたのだが、これは何なのだろう?錆も出ているし、ここ最近に巻いたものとは思えないが。破損の応急処置とかではないよな?