がりつうしん

那須野ヶ原を中心とした話題と与太話、ほぼ余談。

生そば 乃ん喜@大田原中央

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きらく」と並ぶ大田原の老舗食堂、「生そば 乃ん喜(七が三つ)」に来た。

母も子供の頃、母の父親に連れられて来ていたそうで、創業70年ほどになるとのこと。玄関が二つあり、一つはまるで旅館の玄関口のようで、奥には帳場にありそうな江戸火鉢が見える。もう一つを開けると調理場だった。こちらは出前の出入口かと思いきや、左手にドアがあり4人掛けテーブルが2台置いてあった。相席でもよかったがツマと一緒だったので座敷に通された。

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オレンジタンメン 650円

ラー油の膜がオレンジの所以であったか・・。レベル高いです。さすが70年の時をサバイバルしただけのことはある。ツマの頼んだカツ丼の味付けもなかなか俺好み。次回は自慢のうどん・そば方面も行くぞ。

この建物はもともと料亭だったそうで(空き物件に乃ん喜が後から入ったと解釈したがどうなのか?)その名残が残っているのだそうだ。たしかに親不孝通りの中心部から奥まったこのエリアは、小料理屋や割烹・料亭が目立つ。以前、親不孝通りの歴史をかなりあてずっぽうに探る回があったが、これらのお店も繁華街の移動とともに出来たものなのだろうか。



乃ん喜
大田原市中央1-17-4

 

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乃ん喜の近くの空地、かつてここには長屋があって、看板もない普通の民家の 通称「かあちゃんの店」と呼ばれる飲み屋があったという。この店の話を複数の人から聞いたのだが、本当にバブル期の頃の話?是非訪れてみたかった。