以前から縄のれんが気になっていた星野製麺のお店に入ってみた。
屋号を「麦縄」という。製麺所に併設された20席ほどのお店だ。
製麺所で作られた麺がその場で食べられると聞いて、ＴＶで見た讃岐の製麺所のうどん屋を想像していたのだが、「Ｋｕ：ｎｅｌ」あたりで紹介されそうな手作り感あふれるお店だった。俺的には油ですすけた店内で、水セルフ汁セルフな立ち喰いの店を期待していたのだが・・。「麦縄」は4年程前から営業しているという。立地は本通りから一本入ったカドでわかりにくいが、隠れ家的雰囲気がまた魅力でもある。
星野うどん屋は大正8年（1919）創業。元々は永田町1番地、現在の高山時計店付近でうどんの製造販売をしていた。「五軒町区100年のあゆみ」によると、動力が電気でなかった当初、赤田の「保坂水車」を借りて製粉を行っていたのでリヤカーで水車と住宅を往復する毎日だったという。
冷やしかき揚げうどん 630円
讃岐とはまた違う島田のもちもちした食感がたまりませぬ。製麺所だからして、出来たてのうどん・そばがリーズナブルな値段で味わえる。はっ、メニューには定食も。
星野製麺 麦縄
那須塩原市五軒町1-24
月－土 午前１１時－午後３時
