がりつうしん

那須野ヶ原を中心とした話題と与太話、ほぼ余談。

那須嶽開山祭2009

f:id:gari2:20150430002255j:plain

茶臼岳に来ている。
今日、5月8日(旧暦四月八日)は毎年那須山の開山祭が行われている。ちょっと早めに出てロープウェイ駅に着いてみると、既に登山者が150名は並んでいただろうか。開山祭の参加特典として先着で金剛杖が配られるのだ。

f:id:gari2:20150430002323j:plain

間に合いました。

f:id:gari2:20150430002349j:plain

那須岳はかつて山岳信仰の山で、湯本口側は高湯山、三斗小屋口側は白湯山と呼ばれていた。5月8日は嵐除け・農業神としての御利益がある高湯山信仰、後の那須嶽神社の開山祭で、各地から梵天を担いで神社に奉納する行事が行われていた。当時はもちろん湯本温泉神社の行人道入口から高雄、平石を経て山頂に向かうルートだ。現在は那須温泉神社奥宮(那須嶽神社)で今シーズンの登山者の安全祈祷が行われる。現在の閉山祭は11月9日で、以前は旧暦の八月九日だった。

f:id:gari2:20150430002416j:plain

開山祭の先達を務める山伏の面々。県北を中心とした寺院の住職による「那須修験道昇龍講」の方々だ。

先達とは、参拝者を連れて山の霊場を案内するガイド的役割のこと。高湯山の先達は観音寺で、檀家を持たないで村民の祈祷を行う里修験であったという。湯本松川屋の先祖が観音寺であったそうだ。

f:id:gari2:20150430002437j:plain

法螺貝を吹き鳴らし「六根清浄 六根清浄」と唱えながら登っていく山伏たち。毎年500人近く集まるらしいが、朝から下界は生憎の曇り空で出足が鈍ったようだ。

f:id:gari2:20150430002503j:plain

湯本温泉神社宮司により祈祷が始まる。
最初のうちはなんとか天気も持っていたが、次第に西から霧が上がってきた。宮司祈祷後ガラ撒き、煮しめ・おこわ・御神酒などの振舞いがあった。俺と義母は力水(笑)をいただいた。

f:id:gari2:20150430002532j:plain

そして那須修験道昇龍講による祈祷。こんな近くで観たのは初めてだ。
式中ビデオを回させてもらっていたのだが、霧が出てきてレンズに露がついてしまい、雨をかわすためにしていた手ひさしが度々フレームインしていたことに後から気づいた。

法螺貝は行脚中は合図として?ブロローブロローと鳴らすだけなのだが、儀式の時には決められた曲を演奏しているようだ。けして掛け合いのインプロビゼーションというわけではない。ちょっとチェイスの1stっぽいハイトーンの掛け合いがあってニヤニヤしてしまった。それと演奏を終えた直後、法螺貝をトントンと叩く仕草をすることに気づいた。タモリ倶楽部の法螺貝の回の録画はまだ消してなかったかな・・。

f:id:gari2:20150430002604j:plain

式の後、オハチ巡りをしてロープウェイ駅方面へ向かった。途中で義母の作ってきてくれたお弁当を食べていると、霧の彼方から法螺貝の音が。あちらは峠の茶屋へいくようだ。

f:id:gari2:20150430002632j:plain

ロープウェイ駐車場に戻ってきてから、峠の茶屋の登山口付近で見つかった「山の神」を見に行った。

f:id:gari2:20150430002657j:plain

しばらく藪に埋もれていたものが最近見つかったんだそうで、ってこれでいいの?

広告を非表示にする