がりつうしん

那須野ヶ原を中心とした話題と与太話、ほぼ余談。

加登屋本館@板室温泉



板室温泉加登屋本館大正9年創業、昔からの湯治場の風情が残る木造三階建ての建物がシブイ。
板室温泉は集落名を「塩澤」といい、塩澤の湯とも呼ばれていた。康平2年那須三郎宗重が狩りの途中にこの温泉を発見した、という言い伝えがあるが、寛政年間頃より会津中街道板室(本村)宿の年寄りの隠居仕事に、春から秋の間だけ湯治宿をしたのがはじまりであるという。板室湯本道標の「左ゆもと道従是二十八丁」で示されるルートはその行き来する道であったのだろう。一井屋という屋号は板室本村にもあるし、この裏山に鎮座する板室温泉神社の管理者は代々板室本村の一井屋室井家だ。明治30年代、会津中街道の衰退と入湯客の増加で、季節隠居仕事から定住するようになったという。明治以前、板室温泉へは板室本村からだけでなく百村からあるいは穴沢からも行けたようだ。ちなみに黒磯方面からの板室街道が整備されたのは大正末期だった。ところで那須山麓有料道路(H3有料解除)ってどこ始まりだったんだっけ?本村の宿内?



板室温泉側からの「ゆもと道」のとっかかりを見つけたかったのだけど、わからなかった。ついでに板室温泉神社のある裏山に登ってみる。
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