がりつうしん

那須野ヶ原を中心とした話題と与太話、ほぼ余談。

薬師堂の夜桜

経塚稲荷の桜もいいんですが、神明の薬師堂の桜もオツですよ。

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西の守りの薬師堂。古本屋あたご文庫で本を買って、薬師堂の境内でパラパラとめくって時間を潰したもんです。今は親不孝で呑んで、酔い覚ましに寄ることがあります。


 

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本堂は宝暦の大火で焼失し、寛政5年(1793)再建されたもの。結構派手なつくりです。

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県北の雄、ブロンソンが近所にありましたが、最近移転してしまいました。

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元あたご文庫の脇から入っていく愛宕神社の桜も今いい感じですよ。

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これは木村屋のおなじみの包装紙、享和3年の大田原城下絵図。左手の十字路が神明町交差点、縦の太い線が奥州道中で、十字路の処に「番所」とある。右折して多少S字になるのは今も同じ。道の上側に「愛宕堂」とあり、肝心の薬師堂附近は色が入っていて読み取れない。大田原市文化財の説明を見ると、薬師堂は不退寺の所有のようだが・・。「いわいや」付近の「古禅院」というのは何なのだろう?包装紙の絵柄となったオリジナルの絵図は木村屋の店内に飾ってあるので見てみてください。

追加
チョウピンさんのブログ那須パラダイス(那須天国博客) の「和菓子処木村屋」の回に原版を撮影したカラー画像が載っています
オリジナル絵図によると、どうやら古禅院ではなく「吉祥院」のようです。

美原野球場脇の桜も見てきたのですが、提灯の電気も消えて、撮影した画像もぱっとしなかったのでまた今度。