がりつうしん

那須野ヶ原を中心とした話題と与太話、ほぼ余談。

夕闇の御亭山から富士山を望む

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日の入り寸前に黒羽の御亭山(こてやさん・海抜512m)に登った。昔は渡し舟だったという一車線幅の小船渡の橋を渡って、那珂川東側の登り口、北滝から林道「ふるさと林道小手谷論手(こてや ろんで)線」を上がっていく。御亭山は1977年の黒羽・馬頭林野火災の最大の被災地だったそうで、その教訓と御亭山頂上への観光の道として立派な道を引いたそうだ。なるほど、道の途中に開削記念碑ではない塔碑があったのはその関係のものか。雲から顔を出す富士山が見え感動。思わず、隣に停車していた車の中のおじさんに確認してしまった。コンディションがよければ裾野まで見えるそうで、その瞬間を捉えるために夫婦で御亭山に通っているとのことだった。直線距離で214km。寒波が押しよせた早朝なら見えるらしいんだけど。デジカメを持ってこなかったので、ケータイのカメラで撮ったのが上の画像。拡大してももうなにがなにやら。望遠一眼デジほしー。御亭山には「綾織池の伝説」というのがあって、北滝側の御亭谷山の中腹にある池で、昔は大きかったけど今は10mもない池とのこと。「那須記」に載っているらしいので調べてみるか。

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 那須野が原を一望できる絶景スポット。那須コナミ保養所付近・ボルケーノウェイ展望台・羽黒山山頂と並ぶ県北夜景スポットでもある。